明治東亰恋伽アナログ絵更新
2020/12/20 カテゴリー:サイト情報 タグ:更新,Fanart,アナログ絵,明治東亰恋伽
明治東亰恋伽、アナログ絵を更新しました。
松旭斎天一ことチャーリーです。
ヒロインの芽衣ちゃんを異世界に引きずり込む張本人で、物語の中核を担うキャラです。
まさに文字通りの狂言回し。
当人は奇術師を名乗っているし、実際に様々な場面でマジックを披露してます。
ただ、彼の場合は人間が行う仕掛けのあるマジックではなく、本物の奇跡です。
同業者から見たらチート状態でしょう。
そんな彼の口八丁手八丁に芽衣ちゃんは振り回されることになるし、物語序盤は軽く殺意を覚えるレベルではた迷惑かもしれません。
他の攻略対象キャラのルートに入っちゃうと、そんなことすっかり忘れちゃうんだけど。
ふとした拍子に出てきてもよくケンカしてたイメージがあります。
正しくは軽口でふざけた態度の彼に芽衣ちゃんがくってかかる感じ。
いざ彼のルートをプレイしてみると、振り回される以上に切ない展開が待ってました。
ふざけた言動につっこみ入れつつ少しずつ惹かれていく芽衣ちゃんだけど、ずっと側に居てくれないし曖昧な態度のチャーリーが何枚も上手。
ワガママ言ってみたり振り回そうとするけど結局煙に巻かれてしまいます。
そういった諸々の話も、ネタバレを知ってしまうと涙なくしては見られなくなります。
二人で列車に乗るシーンや、朝焼けを迎えたシーンで涙腺決壊してしまいます。
チャーリーというキャラの醍醐味を味わえる展開ではないでしょうか。
エンディングに関しては、実写映画版が秀逸すぎました。
伏線回収もばっちりで、二人が結ばれて幸せになるためには他に選択肢がないと思うくらい完璧でした。
画材について。
紙はラングトン水彩紙プレステージ、絵具はホルベイン・パンカラー。
前回の岩崎氏と同じ紙で、ホルベインの固形水彩を使ってみました。
ホルベインにはケーキカラーとパンカラーという二種類の固形水彩があるのですが、パンカラーは素晴らしく優秀な絵具でした。
当初は値段と見た目の可愛らしさにケーキカラーを選んでみたのですが、私は上手く扱うことができず。
思い切ってパンカラーを買ってみたら、個人的に大当たり。
何よりもまず絵具の溶けが素晴らしい。
水につけた筆で一撫でするだけでするっと溶ける感じ。
この感触はケーキカラーと比べても段違いでした。
発色の良さも扱いやすさも違うし、今回の着彩も楽しかったです。
(ケーキカラーは外でスケッチするのに適した絵具かも)
何はともあれ、めいこい攻略対象キャラを一通り制覇してみました。
次は他作品の攻略対象キャラを描いてみるのも楽しそうかも。
三国恋戦記とかNORN9とか。
人数多いのでなかなか大変ですが、企画としては面白そうです。
めいこいも無茶だと思いつつ、結果として何とかなったわけですし。
他にもカップル絵や女子キャラ絵もいいなー。
次に何が出てくるかはその時の気分次第ということで。
楽しんで描いていきたいと思ってます。